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2020年7月28日火曜日

大学入試数学から見る 正しい数学の理解方法 数Ⅲ 複素数平面編 その4

\(z+w-1-i=2(\cos \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2}+i \sin \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2} ) \cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}\)

にたいして、
\(|z+w-1-i|\)の最大値を求めるというのだが、簡単すぎないだろうか?
要するに、\(|2(\cos \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2}+i \sin \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2} ) \cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}|\)
の最大値を求めることに他ならない。

なにしろ、\(|\alpha \beta |=|\alpha ||\beta |\) となることから、
\(|2(\cos \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2}+i \sin \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2} ) \cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}|\)
\(=2|(\cos \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2}+i \sin \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2} )|| \cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}|\)
と変形すれば、なんとなくオチが見えてくる。
\(|\cos \theta +i \sin \theta |=\sqrt{\cos^{2}\theta+\sin^{2}\theta}=1\)であるから、
\(|(\cos \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2}+i \sin \frac{\theta_{1}+\theta_{2}}{2} )|=1\)
となって、
\(|z+w-1-i|=2|\cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}|\)
すなわち結局\(\cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}\)だけ真面目に考えればよいのだ。

これが最大となるとき、\(|\cos \frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}|=1\)
であり、\(\frac{\theta_{1}-\theta_{2}}{2}=0\)
となる。本来は、偏角の大きさから\(\pm k\pi\) ただし\(k\)は整数 としたうえで、上記の1つのみが解であることを示すのだが、今回は\(|k|=1\)さえ、\(\theta_{1}-\theta_{2}=2\pi\)となり、0以外はままならない。
もちろん、\(|z+w-1-i|\)の最大値は\(2\)だし、このとき、\(\theta_{1}=\theta_{2}\)
となる。ではこのときどうなるかといえば、
\(z-1=w-i=\cos\theta_{1}+i \sin\theta_{1}\)
もちろん、\(z-w=1-i\)はただちに言えよう。
結局、この問題は何を目的とした問題かわからずに終わりそうだが、
最後の最後、このときの\(|z+w|^2\)だけは骨がある問題である。
次回に続く。

2020年7月21日火曜日

大学入試数学から見る 正しい数学の理解方法 数Ⅲ 複素数平面編 その2

前回より続く。
さて、\(|w-i|=1\) を図示した結果だが、
となることを今さら説明する必要はないだろう。
\(i\) という点は原点から虚軸方向に1だけ進んだ点に他ならない。
そこから距離が1の点を集めろと言われれば、半径1の円を描くことになるのも必然だ。

では、早速、東海大学入試問題に取り組もう。
(1) \(z = w\) を満たす複素数を求める。

拍子抜けである。だって、図は完成しており、 \(z = w\) ということは、同時に満たす点、すなわち、2つの軌跡の共有点を求めるだけだ。
早速1つの複素数平面上に図示していくと、
…きれいな図をかくと、ここまで明確になろうとは…。
すなわち求める複素数は、
\(0\) と \(1+i\)
である。図から明らかだろう。
これで点がもらえるのだから、東海大学を受ける理系生徒は数学Ⅲを使う方がいいに決まっていると思うのだがなぁ・・・。
では、(2)にうつろう。
\(z-1\)の偏角を\(\theta _{1}\),\(w-1\)の偏角を\(\theta _{2}\)とおく。ただし,\((0≦\theta_{1}<2\pi) \),\((0≦\theta_{2}<2\pi) \)とする。

ところで、この場面における偏角とは何か、というのが次の問題になるのだろう。では、次回はそれで。
このブログをご覧の皆様は、偏角とは何かと思いをはせて更新をお待ちいただきたい。

2020年7月19日日曜日

大学入試数学から見る 正しい数学の理解方法 数Ⅲ 複素数平面編 その1

2019東海大学 理系学部 数学Ⅲより 複素数平面

実際に問題を解くのは別の機会に。

今回は、複素数平面はとても簡単!

というお話の初回。
\(|z-1|=1,|w-i|=1\)を満たしているとする。…という問題。
皆さんは複素数平面は好きだろうか?私は大好きである。
ただ、好きになるには条件が必要で、それは、とにかく、複素数平面上の図をイメージすることにほかならない。
問題を解く前に、\(|z-1|=1\)について、考えてみよう。これは、zという複素数から1を引いたときの距離を考えると常に1になるという式である。
ここでいう"1"とは何か、というと、複素数平面上の1を表す点である。
また、ここでいう"z"とは、複素数上のある点であり、要するに、点1から距離1のところにある点をたくさん集めればよい。
それを図示してあげれば・・・
となる。ここでつまづくのだろうが、実際には、||を距離、と読み替え、
点(1)を図示できればそこまでの難易度ではないはずだ。
では、\(|w-i|=1\)は?というと・・・
次回に続く。

2020年7月18日土曜日

htmlを勉強したという報告

x + 5 = 7

例えば、すこしばかりhtmlに興味を持った私は、現在では、難しい数式もhtml上で表現できるようになった。
次のようなものもらくらくだ。

x = - b b 2 - 4 a c 2 a

などともかける。そう、このブログの真価は、

汚い数式表記をきれいなものにして説明することにこそある。

単元テスト 中1-7 資料の散らばりと代表値

1-7 定期テストや単元テストの予習にでもどうぞ。 入試対策としては簡単すぎるかも。